自らの足でコツコツと集めた情報は、
今後の販売展開に欠かせない
武器です。

果菜部

山口 直樹

Naoki Yamaguchii

わたしが担当するトマト類は、熊本が生産日本一。当然、そのぶん生産者様も数多く存在します。食品の卸問屋から転職で大同青果に入社。最初の1年、2年目はトマト農家様の新規開拓に注力しました。その時に50軒は訪問したと思います。新規出荷につながった方もいます。産地を訪問して、生産者様と話をし、産地の状況を目で見てきたことで得た情報。その情報の蓄積が、その後の仕事の大きな武器になっています。現場で得た情報をもとに、今後力を入れていきたいことが販売先の開拓です。生産者様が求めるもの、販売先である買い手様が求めるもの。それが合致して取り引きが成立した時、かなりのやりがいを感じます。お互いの要望がうまく合って、どちらも喜ばれる仕事が、わたしのめざす方向です。相場は日々刻々と変化するものですし、売り込みや発注のタイミングはとても難しい業界です。ただその難しいなかで達成する喜びは、相当なものです。

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